ワーママの社会保険労務士試験独学勉強法~独学を選んだ理由・勉強の進め方をご紹介~

この記事では、社会保険労務士試験の独学勉強方法の大まかな流れをご紹介します。 私は働きながら&育児をしながら社労士試験を突破しました。 ここでは、どうして独学を選んだのか、試験に向けて実際どのように勉強したのか(どういう風に勉強時間を確保してきたのか)を振り返っていきたいと思います。

そもそも独学を選んだ理由

独学の良さはずばり
  1. 安上がり
  2. 自分で勉強のペースをコントロールできる
  3. 好きな参考書を使える
です。 ただ、カリキュラムは自分で作り上げないといけません。 「(カリキュラムがしっかり組まれている)通信講座や通学じゃないと不安だな」と感じる人には独学には向かないかもしれません。 私も少しだけ不安はありましたが
  1. お金がなかった
  2. 「通学」だと時間や曜日が固定で決まっているので日程を合わせるのが難しい(子育て中でしたので。。)
  3. 通信講座では、講義を視聴するとそれで満足してしまって結局身についていない(早く終わらないかな〜と考えてしまって、集中出来ない)
…という理由で、「よし、独学でやろう」となりました。 「お金がなかった」ことで独学にはなりましたが、最近では大手の予備校さんなどの通信講座でも【独学向け】に安く教材を作ってくれているようです。 スキマ時間で学習出来るようなカリキュラムになっていたり、要点を絞った学習を集中的かつ効率よく出来るようになっていたり、魅力的な講座も沢山あります。(例えば、STUDYing、社労士24、独学道場など) 完全な独学では不安になって、ただお金はあまりない…という時にも、選択肢の1つとしてアリだと思います。 最近では「月額制で勉強し放題」という、サブスクリプション形式のものもあるみたいですね。金額も月額数千円とそんなに高くないので気軽に始められそうですね! 私の場合は「誰かに決められたカリキュラムをこなす」ということよりも、自分で立てた勉強計画で、責任を持ってやるという方が性格に合っていました。その方がちゃんとやるからです。 特に、参考書は自分に合ったものを、実際に手に取ってみて納得して選びたい人でした。基本的に「みんなが欲しかった!」シリーズのラインナップを使っていました。 さて、次はどのような流れで勉強していったのかを見てみましょう。

初学者用参考書を読み込む

目的は、ざっくりと【試験科目の全体像を把握すること】です。(使っていたのは【社労士 合格へのはじめの一歩】という参考書でした。) ざっくり試験科目の全体像を把握するためにはとてもわかりやすい1冊でした。参考書の詳しい使い方はこちらで紹介しております。

教科書と問題集を並行して進めていく(単元で区切って、教科書⇔問題集を繰り返す)

どうして一気に進めるのではなく「単元ごとに細かく区切ってやる」のでしょうか。確実にインプットするためです。 ひと科目読み込んでから復習というサイクルだと、長すぎて復習すべきポイントがわからなくなってしまうのでオススメしません。 人間は「最初と最後の内容」を、よく覚えていると言われています。(それぞれ初頭効果、親近効果といいます。) テキストが全部で1ページから10ページまであったとします。これを一気に読むと、「1と10は覚えているけど、2から9は覚えていない」なんてことが起こりやすいのです。 それを、1ごとに区切って読み込めば、1覚えて、2覚えて…と積み上げていくことになります。初めと終わりの距離が近いことで、記憶も定着できるのです。 社労士の科目で例えましょう。労働基準法だったら、労働基準法の目的、変形労働時間制、有給休暇…就業規則といったような、テーマ(単元)に小さく分けます。 テーマ毎に教科書読み込み・復習を繰り返していったほうが、記憶も定着しやすいのです。一気にやると「目的はよ〜く覚えているけど、変形労働時間制忘れた」ということになりますね。 そのため、科目内でと更に単元が細かく分かれているかどうか、というのも参考書選びの1つのポイントかもしれません。
あと、参考書選びで大事なのは「持ち運びしやすいかどうか」という点もあります。どこへも運べる=いつでも読める、ということなので。
スキマ学習をしたいと考えている人にとっては参考書選びの際の非常〜に大切な要素です。いつも持っていきたいものだから、重すぎても嫌ですよね。市販で売っている参考書の中には、セパレート(分割)できるものもあります。そのようなものを選ぶと便利です。

問題集で間違えた問題や単元は満点を取れるまで繰り返す

「問題集で満点取れるまで」、というのは当たり前ですが、自分で解答の解説が出来るようになるまで繰り返すことが大事だと思っています。 問題集は○☓形式なので、正答の確率は2分の1です。だけど、答えが○か☓かを覚えるのは全く意味がありません。合っている・合っていないだけを暗記したら、形を変えて出題される問題に対応できません。 「どうしてこの答えは○(☓)なのか」という考え方が大切です。問題を解くときに大事なのは、○か☓かではなく、自分で解答解説が出来るか(=理解できているか)です。 あと、間違えた問題についても、自分がどうして間違えた答えを選んだのかを振り返る必要があります。自分の考え方のクセに気づいて、同じ間違いをしにくくするためです。 教科書と問題集の使い方は、こちらの記事で掘り下げてご紹介します!

横断のまとめをしてある参考書を、赤シートで隠して読み込む

科目を各論で学んだあとは、他の法律との関係や類似点・相違点をより明確にするために、「横断」的にまとめてある参考書を使っていました。 横断とは、法律間で似たような項目を比較しながら学んでいくことです。社労士試験の科目間では似たような決まり事がよくあったりします。 ある事柄について、「Aの法律では、このように書かれているけど、Bの法律では違うことが書かれている」、というようなことを「横断的に整理していく」のです。(抽象的ですね) 具体的にみてみましょう。「労働基準法」と「労働安全衛生法」では「事業者」の定義が異なるので気を付けて覚えよう!といったものです。 横断整理を目的とした参考書も、予備校などから出版されています。ある程度勉強が進んだら(教科書と問題集によるインプットが終わったら)、知識の確認として使用するのが良いでしょう。 法律間の比較である「横断」は、試験でもよく問われるポイントだったりします。

模試を解く(3回)

やはり実践の場は必要だと思うので、模試(模擬試験)を受けました。最近は自宅受験も出来るんですね!(教科書を見たくなる衝動は抑えて抑えて…!) 3回繰り返すというのは、3回繰り返して、解説が出来るようにしようという意味です。 模擬試験は大手予備校にかなりお世話になりました。会場馴れのため、ある程度受験者曹宇の多い大手予備校の模擬試験を受験していました。 そして、更に実践を積むために市販の模試も使っていました。大体試験直前期になると、書店に置いてあったりします。

過去問5年分を3回ずつ解く

こちらも、模擬試験と同じく。全部解答の解説が出来るようになるまで、繰り返し過去問を解いていました。それができるまで私の場合、最低3回はかかってしまいました。 10年分の過去問を収録しているものも中には見受けられますが、社労士の科目は法改正も多く 10年前と今とでは随分違います。10年前は正解であっても今は不正解なんてことはザラです。 そのため、過去問はなるべく近々のものを解くのが良いです。(3年分を5回解く、というのも良いですね!)

暗記物はスキマ時間を活用しよう!

暗記ものはスキマ時間に音読したり、参考書についてくる赤シートを使ったりしました(選択式対策にもなります)。 赤シートを使うとき、声に出して読むことが結構ポイントで、目と耳から情報を入れることでぐーんと記憶が定着します! ※ただ、家など人目につかないところでやらないと怪しい人みたいになります。 この方法は、(私みたいに)集中力がなかなか続かない人向けかもしれません。ポイントは【細切れでやる】ということ。 択一試験3時間30分という長時間の試験に慣れるために、すこしずつ時間を増やしていきます。 1回目:科目毎に丸付けする。 2回目:労働保険と社会保険で分けて解く。 3回目:3時間30分時間を使ってみる。 という感じで少しずつハードルを上げていく方法でやっていました。 なかなか、何回も3時間30分のまとまった時間を確保することは難しいですよね。細切れだと、ちょっとやっただけでも「やった感」が得られやすいです。塵も積もれば山となるです。 以上、テキストと問題集を中心に淡々と独学で試験勉強をする方法でした。

とはいえやっぱり通学も気になるときは…

通学や通信講座などの最大のメリットである(と思っています)「耳から情報を入れる」と格段に覚えやすくなるのも事実。 そんなときは予備校が生徒以外にも公開しているプチセミナーも活用してみても良いかもしれません。 たとえば、試験直前になると「試験直前!これだけは押さえておこうセミナー」みたいなものが開かれたりします。 このようなセミナーだと、1講座数千円程度と安価のため、お財布にもやさしいです。 特に直前期の講習は直前期とだけあって、とてもよく内容がまとまっているレジュメをもらえたりします。それだけでも受講の価値は十分にあります。 以上、私が実際にやってきた試験勉強方法のご紹介でした。 受験勉強で大切なのは【継続すること】だと思います。継続するためには、やっぱり自分の性格に合った勉強方法を選んでいきたいですよね♪

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